「星の乙女」あとがき

LL本編の第一章を読んだ方にはお分かりでしょうが、この主人公、ルクレリアは双子の母親です。

彼女が最後に予見した景色は、チェスターと自分、そして双子の姿が見えていたのでしょう。

この話はもうずーっと前から書きたくて書きたくて……ようやく書けたのですごく嬉しいです。

チェスターの描写をもっと入れたかったんですが、長くなりすぎるのでやめました。

テンポが悪くなるかなあと思って……。


最初のあたりがちょっと長すぎるような気がするんですが、神話も入れたかったので書いてしまいました。

これは「003.天界」でやれば良かったかなあなんて、今更思ったり。(笑)

ちなみに聖なる山バラミアは本編でも出てきます(第六章までには出てきませんが)。


ルゥの母親は私の母がモデルだったりします。ずっと家にいるしかなかった彼女の悲しみを少しでも書けたかな……。

別に私の母は私を家においておこうとはしてませんでしたけどね。(笑)

この母親、本来ならもっと嫌な感じにするというか、強調するべきかなと思ったんですが、難しかったですね。

ルゥも、もっと無邪気でむかつくガキってな感じにしたかったんですが、いまいち上手くいきませんでした。

うーん、修行が足りないなあ。

そして私にはラブシーンが書けません……。かなりカットしました。すみません。(^^;)

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