「妾腹の王族」あとがき


日曜の夜の23:35〜0:20までやっている「世界ふれあい街歩き」という番組がありまして。
タヌさんから教えてもらって、2008/10/12に「クロアチアの港町スプリト」の回を見ました。
とてもインスピレーションの湧く番組で、これで何か書きたい! と思って話を作りました。
最初はリュークが女の子の肩を抱いて街を案内してそう、とか思ったんですが、オチが決まらず。
100題の中からどれか……と探して、子供を寝かしつけつつネタを考えました。
で、唐突に思いついたのがコレ。妾腹の王族でした。
前にも考えたことはあったのですが、なんかいつも暗くなりがちで、描きにくいなあと思っていたんです。
でも、思いついたこの話はとても爽やかだったので、よっしゃ! と思って。(笑)
明るい話の方が好きだし、やはり書きやすいですね。

以降、ネタばれですが、最初は男の子が一人でした。
でも、彼が「妾腹」ではないと分かれば、必然的にもう一人が、とバレてしまうなと思い、二人に変更。
それは良かったんですが、「妾腹の王族」ではなく「妾腹の一般市民の娘」と「単なる王子」になってしまいました。(笑)
メインは町の描写だったので、ちょっとでも想像していただけたなら嬉しいです〜。

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