物語構成と執筆のための100の質問

■ 2008/9/20初出→2024/9/29 ■

まず作者について。
1 あなたのHN、またはPNは?
ハンドル、PNともに「神崎 旭(かんざき あさひ)」です。
2 筆歴を教えて下さい。
40年くらいです。
3 得意なジャンル、キャラクターはありますか?
ジャンル的にはやっぱり異世界ファンタジーとかかなあ。現代ものでもいいけど。どろどろ恋愛もの、サイコホラー、スリラー、本格ミステリーなんかは苦手(つか無理)なので、それ以外ならまあ何とか。
キャラで得意と言い切れるものはありませんが、やはり自分と近しいキャラの方が書きやすいです。
4 執筆は手書き派? それともPC派?
PCですね。手書きではとても間に合いません。
5 主に執筆に使用するソフト(ワード、一太郎、メモ帳など)はなんですか?
執筆はWord、あるいはTeraPadというメモ帳ソフトで。html化してブラウザで確認して直すのもやります。
6 プロットは立てる人? 立てるとしたらどの程度立てますか?
書き出しは勢いで書き始めますが、そこから話を膨らませていく過程でプロットを立てます。大まかな流れとか、ラストシーンとか、起承転結の転あたりまでは考えます。そこから徐々に細かくしていく感じでしょうか。
7 よく使ってしまう表現、言葉の癖などはありますか?
自分では気づかない癖ってありますよね。うーん……あ、「嘆息する」「息を吐く」といった類のことはよくやっている気がします。なんでだろ。
8 文章中で日本語を正しく使えている自信、ありますか?
いやー……完全に、は、無理ですね。心がけてはいます。
9 速筆、遅筆、あなたはどちら?
スイッチが入れば速いです。
10 読者からあなた(作者)についてよくいわれることは何かありますか?
個人的なことは特にありません。文章的には「目に浮かぶような情景描写ですね」「映画みたいですね」と言われる傾向にあります。嬉しいです。「ト書きと会話だけの脚本のようだ」とも言われたことがあります。上達したいです。
物語の構成について。基本編。以下ネタバレ含みますので注意。
11 その作品のタイトルを教えて下さい。
「Legend of the Last dragon」でした。日本語の題名に変えようとずっと悩んで、2024年「エイルと最後の竜」としました。
12 主人公についてどうぞ。
四人います。登場順にいくと、エイル、シキ、クリフ&クレオとなります。
エイルは大国の第二王子で十二歳。わがまま王子ですが理知的な一面もあります。
シキは近衛隊の副隊長で、二十五歳。一言でいえばエイルの子守。剣豪で、美男子です。
クリフとクレオは双子で、十五歳。ごく普通の少年少女です。村人A、Bみたいな。(笑)
13 舞台となる場所についてどうぞ。
古代〜中世の西欧、東欧など、広い範囲をモデルにした異世界です。太陽一つ、月も一つ、空と海と大陸と。大国二つに小国がいっぱい。割と平和です。おとぎ話としての竜がいます。
詳しい世界観については設定集オリジナル小説に関する100の質問を見てください。
14 その物語を5W1Hで簡潔に表すと?
who:四人の冒険者が
what:冒険を
when:レフォア歴700年代に
where:大陸中で
why:運命に導かれて
how:ほのぼのと(時にはシリアスに)した。
15 ぶっちゃけどんな物語になる予定ですか?(悲しい話、楽しい話など)
シリアスだけど怖くなく楽しめる話だと思います。
16 その物語の紹介文を書いてみて下さい。
その朝、反乱軍が城を占拠した。
逃げ出した王子と青年騎士は双子と出会う。
伝説の竜が世界を滅ぼすという予言は本当なのか。
王子は城へ戻れるのか。
四人の長い旅が始まる。
17 その物語の「ウリ」はなんだと思います?
情緒豊かな世界観、とか。
18 その「ウリ」を出すために自分はどうするべきだか、明確に考えはありますか?
ありますが、語ると長いです。というか、自分自身の思想を表現できるべく頑張りました。自分はどうするべきか、というと、とにかくよく考え、人とも意見交換をし、自分は何を考えているのかをきちんと把握すること、でしょうかね。
19 細かいあらすじが決まっているのはどのあたりまでですか? 起承転結で答えてみて下さい。
書き終えたので、すべてです。書き始めた時点ではおおまかに最後までは決まっていましたが、書いている内に変わったりもしました。
20 今現在、執筆が終わっているのはどのあたりまでですか? 起承転結で答えてみて下さい。
執筆は終了しました。ですので、起承転結、全部。
キャラクター編。ネタバレ含みますので注意。
21 登場人物は総合で何人になる予定ですか?
どこまでを含むか、ってのが難しいです。名前がある人でも登場していない人もいるし、名前がなくてもキャラ立ってる人もいるしw 少しでも描写した人、となると五十人は超えますが……うーん、まあ、三十〜四十?
22 その全部に役割がありますか? 削る必要のありそうなキャラっています? ※削る=登場中に殺す、死ぬの意味ではなく、純粋に登場自体をやめさせる意。
や、必要だから書きました。あ、第一章に出ていたキャラたちで、その登場自体が別になくてもいいか、と、場面ごと削ったというのはありました。最後まで書いてから削ったんですけど。
23 主人公は、どのような点で「主人公」だと思いますか?
物語の主軸を握っているから、だと思います。性格や特殊技能などで主人公にしたわけではありません。四人が一人でも欠けていると物語が完結しません。
24 客のつかみはバッチリだぜ! と思えるような萌えが主人公にありますか?
シキは正統派美男子なので、そういうのが好きな方にはバッチリだったかと思います。クリフは一途な少年なので、以下同文。クレオは恐らくごく普通なのであまり。エイルはとにかく最初は嫌われるって感じでしたが、悲劇の少年王子として今後の成長を楽しみにしてくれたら嬉しいなという感じです。
25 客のつかみはバッチリだぜ! と思えるような萌えを持つ脇役、います?
んー、どうでしょう。リュークがチャラ系美男子なので、そういうのが好きな方には……って、またそれかい! ていうかリュークも主役級ではあるんですけどね。脇役だとどうなんだろう〜。読む人によって感覚は違いますからねえ。
26 主人公やキャラの過去や未来は決めてます? 決めているならちょっぴり教えて下さい。
エイルの過去:第一王子ではないのでちょっとは自由に育つ。王族としての意識、礼儀作法、武術、学術などは厳しく仕込まれる。
エイルの未来:「若き支配者」をお読みください。
シキの過去:死ぬほど設定してあります。100のお題で書きたいです。
シキの未来:エイルと同じ。
双子の過去:本編で書いたように、友人のいない子供時代でした。
双子の未来:本編をお読みください。100のお題でも書くかな?
27 それはこの物語にどのように絡んでくるのでしょう? ネタバレギリギリまで教えて下さい(作者いぢめ)
個人的な過去や未来はあんまり絡んできませんね〜。過去と未来というと、もっと全体的な時代が……あ、これ以上はネタばれですので。
28 主人公の性格を簡単に教えて下さい。
エイルは王子として育ったので一般人とは感覚が違いますが、正義感、責任感の強い子です。シキは真面目で苦労人。自分のことはあまり語りません。クリフは一途でまっすぐ。クレオは明るく、ちょっと短気。
29 その性格がどのように物語に絡んでくるのでしょう? ネタバレギリギリまで気張ってどうぞ!(作者虐待)
エイルのおかげでトラブル発生、というのがよくあります。シキがヘルプ役です。双子の性格は特にこれといって物語に影響しませんね。
30 主人公、色々な意味で「特別」ですか? それともあえて「平凡」ですか?
村人Aを主役にしたかったので、クリフとクレオはごく普通の人です。エイルとシキは王侯貴族で特権階級なのでその辺は特別ですし、シキは剣豪でもあるので特別かもしれませんが、「運命に選ばれし勇者」とかではありません。
舞台編。
31 舞台となる場所のモデルはありますか? また、それはどこですか?
あります。既述ですが、古代〜中世の西欧、東欧などいろいろ。
32 どの程度モデルについて調べました? また、どの程度その知識を生かしていくつもりですか?
この小説のために大学では史学科へ行き、古代西洋史専攻しました。イタリア、トルコ、チェコには実際に行ったので参考にしています。
後は本、ネットなどで今でも勉強中。
33 作者萌えでもこの際構いません。この舞台に萌えはありますか?
俺の脳内世界ですから、全部が萌えと言っても過言ではないかもしれません。逆に「どこ」と言われても難しいです。
34 その物語の舞台からどんな空気が感じ取れればいいと思っていますか?
人々が満たされ、幸せでいるという感じですかね。また、現代の我々が住む世界、社会を考えるきっかけになったら嬉しいです。
35 この物語はその舞台がなければ成立しないと思いますか?
んー、まあ、そうですね。
36 世界観を説明するエピソードが物語の中にちゃんと組み込まれていますか?
ある程度は。
37 難解な言語などが登場する舞台である場合、その裏は取れてますか?
大陸共通語、ということにしているので、特にこれといっては。
38 特殊な職業(芸術家、警察、魔法使いetc)が出てくる場合、その裏は取れてますか?
設定はそれなりにやっているつもりです。
39 世界観、適当と答えた方もしっかり裏を取ったという方も、巧く嘘をついていくことができそうですか?
嘘? どういう意味だろう。嘘をつく必要があるんでしょうか? 質問の意図が分かりません。
40 「……自分、もしかして設定に溺れてる?」と考えたことが一度でもある?
あります。何度か。二十代前半はそういう感じでした。今はそうでもありません。
事件編。
41 どんな事件なのか、さわりだけでいいので少し教えて下さい。
竜によって世界が破滅するという予見があります。
42 それはありふれた事件だと思いますか? 思うとすれば、目を惹く何かがその中にありますか?
ありふれていると思います。目を惹くものがあるとは思えません。
43 実はわざとありふれた事件を選んだ確信犯だったりして?
いえ。単に竜が好きなんです。
44 ちゃんと考えている枚数で事態は収拾できそうですか?
枚数は考えずに始めました。書きたいだけ書いてたら長くなりすぎて、紆余曲折ありましたが、30万字になりました。
45 その事件でよもや主人公以上に脇役が目立っちゃうなんてこと、ありません……よね? ね?
ありません。
起承転結の「起」。冒頭について。
46 印象深い台詞や引用文を一つでも冒頭に登場させましたか? あるとしたらそれはどんな文章?
そういうことはしていません。
47 ゆるやかに入る導入にしましたか? それともどんと事件を出して読者を引きずる導入にしましたか?
後者ですね。竜の話ではなく、反乱が起きて王子が逃げるという事件ですが。
48 上記の導入方法にして正解だったと思う? またそれはなぜ?
多分、正解だと思います。長編なので、つかみが大切というか、最初でつかめないと読んでもらえないという気がするからです。
49 着実に主人公の性格や世界観を説明しながら進んでいますか?
序章で二人、第一章の前半でもう二人の説明が出来たと思います。世界観については、あまり説明っぽくしたくなかったので、それほどは。
50 冒頭だけ見れば、自分の物語は大分上出来だと思う?
自画自賛はしたくありませんが、自分自身はすごく好きです。
物語の裏側、地道な努力について。文章表現編。
51 とりあえずこの物語に関しての質問です。どのような文章にしたら物語が際立つと思いますか?
この物語に限りませんが、読者層を考えて書くってのは大事なんじゃないかと思います。
52 文章のページ配分って決めたりしますか? 決めるとすればどのように?
最初は一章が原稿用紙120枚くらいとか考えていたのですが、長さよりも内容が大切だと思うので長さを気にするのはやめました。
53 例えば何かを象徴的に使って伏線張ったりしてますか?
象徴的に……いや、伏線は割と素直です。
54 一番力を入れている描写はなんですか?(心理、風景、人物etc)
風景、情景です。人物はそこそこで。
55 また逆に、(故意・苦手問わず)力を入れていない描写はなんですか?(心理、風景、人物etc)
心理描写が下手だったので努力しました。
物語の影の主役・伏線編。
56 伏線のありようについてあなたの考えは?
もう一度最初から読み返したいと思わせる要素。
57 ダミーの伏線、あるいは気づかれるべき伏線も張ってますか?
ダミーは張りません。上手にやろうとしても、技術的に無理。
気づかれるべき伏線は張ったつもりですが、あまり上手くないと思います。
58 今までに張った伏線、すべて思い出せます?
そもそもそんなに伏線張ってないかも。
59 伏線は繰り返し張りますか、それとも一度張ったらおしまいですか?
物によります。あんまり意識して書いていないかも。
60 最後まで謎に責任を持てる!と自信を持って言えますか?
責任持てないとダメでしょう。
起承転結の「承」について。
61 どんなエピソードを主軸に展開していきますか?
四人が出会って旅に出る、というエピソードでしょうかね。
62 「起」の流れを汲みつつ新展開に持っていきますか? それとも新しい事件を出してさらに謎を深める展開にしますか? またそれはどうして?
「起」の反乱は放置されたまま、別の展開があります。理由は、遠く離れてしまったので、かな。
63 ここまでに絶対わかっていてほしい情報ってあります?
あります。分かりやすく書きました。
64 「転」や「結」の予告になる伏線ってどのくらい張ります?
「起」に一つ、大きなものを張りました。「転」や「結」の予告になるようなものは、「承」には張っていません。
65 その二種類の伏線、混ざっていませんか?
「結」の伏線はありませんので、混ざっていません。
起承転結の「転」について。
66 どんなエピソードを主軸に展開していきますか?
竜のことが出てきます。
67 大どんでん返しなど、人の目を惹く構成になってますか?
どんでん返しは出てきません。
68 「この展開はいきなりすぎるんじゃないか?」と自分で不安に思ったりします?
思ったし、人にも言われたので直しました。
69 実は最初に思いついたシーンは「転」の中にあったりします?
いいえ。
70 涙、笑い、憤り、なんでも構いません。読者の心を動かせるエピソードが一つでもあります?(自分的に、で構いません)
あると思います。
71 「転」の中でここが目玉だ! と思うエピソードってなんですか?
それ言ったらネタバレになります。
72 緩やかな謎解きはもう始めていきますか? それともまだですか?
始まっています。
73 しまった、つじつまの合わないことが今更わかってしまった! ……なんてこと、まさかないですよね?
ありません。あったら直しますので。
74 何ページ程度で「転」はまとまりますか?
ページ数換算は難しいですね。「アンワール - 墓標」ですかね。
75 起承転結の「転」ってこの物語にとって何のため(或いは誰のため)ですか?
質問意図がよく分からないのですが、「転」はこの物語において、分からなかったことを判明させ、物語を発展させるためにあるものだと解釈しています。
起承転結の「結」について。
76 どんなエピソードを主軸に展開していきますか?
別れることになるため、それぞれの人の気持ちを描いています。
77 広げた風呂敷の大きさに、ここへ来て大慌てになりませんか?
何度も慌てましたが、最終的には大風呂敷を広げることはやめて、小さな風呂敷をきちんと畳みました。
78 説明的な文面になったりしないように予防策は考えてます?
予防はできず、だらだら説明してしまいました。なので、直しました。難しかったです。
79 何ページ程度で「結」はまとまりますか?
「終章」は1万字くらいです。
80 結局一番大きな「謎」ってなんだったんでしょう。
「竜から世界を救う」とはどういう意味か。
物語整理の最終確認。
81 なんだかありきたりだなあとか思ったりして自己嫌悪に陥ってません?
自己嫌悪はしていませんが、ありきたり上等。モチーフやエピソード、キャラが既存のものに影響されるのは当然。でも私にしか書けない物語です。
82 こうしてまとめてみるとこぢんまりしているかも……なんて思ったりは?
こぢんまりはしていないと思います。
83 この物語で伝えたいテーマってなんですか?
悪役はなぜ悪役なのか、とか。正義とは、とか。
84 Q53で言っていた象徴的に何かを使った伏線。それって実はどういうものでしたか?
ないって答えたんですが。
85 読了後にはどんな気持ちが残ってほしいですか?
爽やかな気持ち。
86 こういうのがきたら俺の勝ちだね! と思えるような感想ってあります?(来てほしい、という要望でも、実際来たという喜びの声でも結構です)
どんな感想でも嬉しいです。勝ったとかは特に思いません。情景が目に浮かんだとか、このキャラが好きになったとか、そういうのは特に嬉しいかな。
87 ここまで整理してみて、なんだかおかしいなあと思った部分が実はいくつかあったりして?
初出の時には「起承転結がはっきりしていない」「心理描写が下手」など色々見つかりました。その後努力しまして、何とか形に出来たと思っています。
88 誤字脱字に対する予防策などあれば教えて下さい。
なるべく多くの人に読んでもらうこと。でもゼロは無理ですきっと。
89 これだけじゃ終えられない! と、この物語の続編考えてたりします?
この話はこれで終わりですが、続編はあります。
90 この物語に一言いうなら?
青春のライフワーク。
反省。これからの抱負。
91 一番うまくいったところってどこですか?
「一番」って難しいですね。一番好きなのは、クリフとエイルが獣を倒すところです。
92 逆に、一番失敗したなあって思うところは?
失敗したと思うところは書き直しているのでありません。
93 客受けがよかったキャラ、悪かったキャラなどいたらどうぞ。
良かったのはやはりシキかな。悪かったのは第一章でシキを追いやった兵士二人。あとエイルは「最初は『なんだこいつ』と思った」など、客受けが悪かったといえば悪かったですね。
94 客受けがよかったシーン、悪かったシーンなどあればどうぞ。
シキが闘技場で戦うシーンは良かったようです。悪かったのはどこだろう〜。言われないと分からないので、読んだ方、教えてください。
95 回収忘れた伏線とか、もしかして……あります?
や、ないと思います。
96 本当はいれたかったけど都合つかなくていれられなかったシーンがあればどうぞ。
第一章に書いていた妖精の森の場面。必要がないと判断して削りましたが、ちょっと入れたかったなー。
97 この物語に点数をつけるとしたら、100点満点中、ズバリ何点?
100点。足りない部分は精進して書き直します。
98 この物語を書いて自分的に成長したなあと思います?
思います。足かけ30年も書いてりゃな。
99 次回作の予定はなにかありますか?
同じ世界におけるエピソードを「100のお題」として書いていますので、それの続きを書いていきます。
100 質問への回答、お疲れさまでした。そして物語完結、おめでとうございます(^-^) 最後に、ここまで読んでくれた方々に一言どうぞ。
ありがとうございました。読んでくださるだけで本当に嬉しいです。感想くれたらもっと嬉しいです。

質問は「物語構成と執筆のための100の質問」から。
昔から答えたいと思っていましたので、今回お借りしました。
リンクは切れてしまいましたが、敬意を表し、タイトルだけ書いておきます。

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