CG製作過程〜顔と服と服の模様〜

◆顔

顔です。これは早いっすよ(笑)。とりあえずはみ出してるとこを消しゴムで消します。でも髪や服がかぶるんで、消すとこはあまりないですね。
レイヤーは新規で三枚。一枚目と二枚目は陰です。三枚目は頬の赤み。女性なら口紅も乗せます。
陰のつけ方は勉強しなくちゃと思いながらいつも適当です(^^;)
一枚目、影になる側半分を暗くし、出っ張ってる頬を抜きます。かなり大きい、ぼかしたエアブラシでやってます。
二枚目、鼻と髪の陰を濃くし、首も暗くします(足りなかったので三枚目のレイヤーに首の陰を足しました)。
三枚目、頬の赤みは、ピンクで塗ってガウスでぼかし、透明度を60%くらいにまで下げてみました。毎回適当でやんす(笑)。
これで所要時間は約10分。本当はもっとちゃんと塗るべき、なんでしょーけども……。
顔のベース。 一段階目の影つけ。 二段階目の影つけ。 頬の赤みをつけたところ。
顔のレイヤーはとりあえず全部統合。簡単なので、やろうと思えばあとで全部やり直せるからです。

◆服

腕と足の前に服を塗っちゃいます。髪は別として、基本は下になるレイヤーから、ですよね。
でも足は顔と同じ理由で、ズボンが終わってから塗ろうと思います。まあ何となくなんですけどね。
ではまずズボンから。pantsレイヤーのはみ出してる部分を消しゴムで消します。
髪や顔と同じように新規レイヤーを作り、陰をつけます。上着の陰と足の丸みを考えてつけてみました。ええ、適当ですともさ(笑)。
右上から光があたってる設定なので、右側をちょっと明るくしてみたりも。所要時間は約5分です。
ズボンのベース。 影をつけたところ。
ズボンのレイヤーは統合しちゃってもいいかと思います。理由は顔のレイヤーと同じ。

さ、次は上着です。手順はズボンと全く同じ。ただし今度は腕の陰も考慮しなくてはいけないので、armsレイヤーのはみ出してる部分も先に消しておきます。
服に模様をつけませう。やり方はいくつかありますが、今回採用したのは以下の方法。
エイルの服に陰と光をつけた段階で、psd形式にて保存しておきます。
9px程度の正方形の画像を新規につくりまして、チェックに塗ります。
画像解像度を90にあげます。するとぼけぼけになるので、ちょいとシャープフィルタをかけてやります。
全体を選択し、「編集」>「パターンを定義」します。
エイルのファイルと同じサイズ、つまり1000×1400の画像を新規で作りまして、それをパターンで塗りたくります。
「フィルタ」>「変形」>「置き換え」。今回30%にしましたが、数値は適当です。エイルのファイルを選択、OK。模様がぐにゃっとなりまする。
服のあたりを適当に選択し、コピーします。それをエイルの服の上にペースト。ペーストする位置は服の影の上です。
模様のファイル二枚は削除してもOKです。
服と模様レイヤーの位置を調整し、模様の描画モードをオーバーレイとか焼きこみカラーとかにし、透明度を下げます。今回は30%ぐらいにしました。
最後に下のレイヤーとグループ化して……これで服に模様がつきました。所要時間は約50分。慣れればもっと早いはずですが(^^;)
上着のベース。 影をつけたところ。 模様をはりつけたところ。 上着完成図。
服、服の影、服の模様の三枚は重いんですが、とりあえずそのままで。

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