CG製作過程〜基本色と髪の塗り〜


◆ベース

とりあえず新規レイヤーを数枚作り、パーツごとに塗っていきます。
俺の場合、顔と喉は別に塗ったり。後で影付けしやすいような気がするから。

クレオにも、エイルと同様ベース色の色見本が用意してあるので(クリフと共通)、
その中から色を選んで塗っていきます。
ただし彼女の場合は服の色とかは毎回違うので、塗るごとに悩んでたり。
大体において、俺は色センスがねえんだよ……。

愚痴はさておいて。(^^;)
←肌などの薄い色を塗る場合、背景が白いとはみ出しとかが分かりにくいので、
背景を青などの濃い色にしてから塗ります。
もちろん濃い色を塗る時は、背景を薄い色にしますですよ。
←ベース色を塗り終わったところ。
顔の色が上と違う?
や、そういう細かい突っ込みはなしにしましょう、この際。(笑)
両袖をタイツと同じ色にしようかな、とか、色々考えたんですけどね。
上着と同じ色にした方がすんなり納得いく感じだったんで、
本当は袖なしの上着だったんですけど、長袖って事にしちゃいました。

この時点でのレイヤーは以下の通り。
主線、髪、マント、右足ブーツ、左足ブーツ、袖、右手、顔、喉、マント(下)、背景
右手はほんのちょこっとだけ見えてるんですね。密かに。
全体の色調調整もしました。
では、髪の塗りに入っていきます。

◆髪

髪から塗る手順は以前と変わっていません。前よりは慣れてきたかな……。
髪のベース。 全体の影。 ライン作り。 200%表示。
1.ベースは基本色の薄茶。主線は不透明度を30〜40%くらいにしておきます。
2.新規レイヤーを作って、髪レイヤーとグループ化。影になっているところを全体的に暗めの色で。
  ぼかしもかけました。まあ、かなり適当……って駄目っすよね、こんなんじゃ。
3.最近は下書きの時点で髪の流れを書いてるんで、それに沿ってラインを書きます。
  モードは乗算で、70%くらいの不透明度。色は下地の薄茶です。別の色を使う勇気がないだけです。
4.一番右のは三番目の状態を200%で見たものですが、勢いで線を書いてるのがバレバレ。(笑)
  ま、でもいいんです、流れを作るのが目的なので。指先ツールで伸ばしたりします。
ライン作りPart2。 馴染ませてみる。 ハイライト? 不透明度は30%。
5.新規レイヤーをグループ化して、乗算モード。ベースの影ぐらいの色で、もう一度ラインを書きます。
6.指先ツールで丁寧に伸ばします。線に沿って伸ばす感じ。丁寧に、丁寧に……。
  暗い部分は全体的に塗っちゃって、消しゴムで消したりもします。不透明度は70%くらいに落としました。
7.その上にもう一枚レイヤーを新規作成。モードをスクリーンにして光を入れます。
  それを指先ツールで伸ばし、ぼかし、更に伸ばしたり。難しい〜。
8.不透明度を40%ぐらいに落としてみました。うーん……ハイライトはもっと丁寧に入れないと駄目だなあ。

髪は、影に一枚、ラインに二枚、ハイライトに一枚で、計四枚レイヤーを追加しましたが、
とりあえずそれは全部「髪レイヤー」に結合しちゃいました。気に入らなかったら後でやり直します。


2005/9/3現在、シキを塗り始めたんですが、髪の塗り方を変えてみました。
こっちのが良さそうなのでメモ(製作過程を作る余裕はないので……)。

まず、ベースは中細くらいのエアブラシで描きます。毛先も割と丁寧に。
↑の記事では、次に全体の影をつけていますが、それは無視。新規レイヤーに乗算で髪のラインを描きます。
この時、光の当たる方は数を少なめに、影になる方は多めにしておきます。
その方が自然な光具合が出ると思ったので。
再度、新規レイヤーにラインを描く&指先ツールで伸ばす行程は同じです。
全体の影とハイライトは最後に入れました。

Copyright©, 2002-2011, Terra Saga, All Rights Reserved.